Bluetoothスピーカー
だいぶ前、Androidのスマホのスピーカーの音質が悪く、格安のBluetoothスピーカーを買いました。
音質はそこそこ良かったのですが、電源をON,OFFしたときの
テロレローンッ♪
って音がめちゃくちゃうるさく、夜中とかつける気にはならず、結局使わなくなりました。
もー、これさえなければ使うのに!
なぜか分解
電子工作で音楽アンプを作る動画をみていたんですが、いまってアンプICチップを使って簡単に作れちゃうんですね。
ん?アンプICチップ?
使わないBluetoothスピーカーにもあるはず。って思ったら、どんなIC使ってんだ?って興味がわいてきました。
そして分解。
思った以上にシンプルで、少し大き目なICチップがアンプかなと思って調べたら、BluetoothのICでした。たしかにアンテナ線にくっついています。
だとすると、小さいほうのICチップがアンプですかね。その他はコンデンサとボタンスイッチ。
でもこのICの表面の文字が見えないんですよねー、、、中国製だと思うんですが。
ほんとに読めそうで読めない(笑)
勘で型番を打ったりすること1時間。
くだらないですが、本当に1時間探し続けました。
左上のロゴは「CHIPSTAR」と書いてあるようです。Googleの画像検索をした中に、CHIPSTARというICチップが1つだけあって、ロゴがそっくりなのです。
下には「CA52」と見えるのですが、これにヒットするものは何もなく、その上の文字が型番のようです。
CHIPSTART
CHIPSTARTで検索すると、おもしろいほど、お菓子のチップスターがひっかかってもはや無理。
当てずっぽうで型番らしき文字を入力して検索していると、なんとありましたw
おそらくICチップは
CHIPSTARTのCS5250E オーディオアンプ
です。
なんとか読めたCA52というのはオーム電機専用にカスタマイズしたときに振られた番号のような気がします。何もヒットしませんでした。
データシート?
その後、データシートらしきものもネットからGETしました。
分解した基盤と照らし合わせると、確かにスピーカーの接続端子や電源端子が一致しています。
つまりこのICチップの中に、起動時、終了時はこの音をこの音量で流せってプログラムが記録されているんでしょうねぇ。
このICの仕様の中のCTRLピンとかで、消音モードみたいのがあればなぁって思ったのですが、
Copilotってやはりすごい
この図が中国語で書かれていたので、絵で保存してCopilotに調べさせました。
こんな回答がきました。
CTRLピンは、CS5205Eの動作モードを制御するために使用されます。具体的には、以下のような方法で制御できます:
・電圧レベルの変更:
CTRLピンに特定の電圧を加えることで、ICの動作モードを切り替えることができます。例えば、低電圧(0V)でシャットダウンモード、高電圧(例えば3.3V)で通常動作モードにするなどの設定が可能です。・PWM信号の入力:
CTRLピンにパルス幅変調(PWM)信号を入力することで、ICの動作を細かく制御することもできます。PWM信号のデューティサイクルを変更することで、ICの出力を調整することができます。
外部スイッチの使用:
外部スイッチを使用してCTRLピンに接続し、手動でICの動作モードを切り替えることも可能です。スイッチをオンにすると高電圧が加わり、オフにすると低電圧が加わるように設定します。
・NCNピンは通常、特定の制御信号を受け取るために使用されます。具体的な制御方法は、ICの設計や用途によって異なりますが、一般的には以下のような方法で制御されます:
・電圧レベルの設定:
NCNピンに特定の電圧を加えることで、ICの動作モードや機能を切り替えることができます。例えば、低電圧(0V)で特定の機能を無効にし、高電圧(例えば3.3V)で有効にするなどの設定が可能です。
デジタル信号の入力:
NCNピンにデジタル信号を入力することで、ICの動作を制御することができます。デジタル信号は、マイクロコントローラや他のデジタル回路から供給されることが多いです。・外部スイッチの使用:
外部スイッチを使用してNCNピンに接続し、手動でICの動作モードを切り替えることも可能です。スイッチをオンにすると高電圧が加わり、オフにすると低電圧が加わるように設定します。
具体的な制御方法や電圧レベルについては、CS5205Eのデータシートを参照することをお勧めします。データシートには、NCNピンの詳細な仕様や推奨される制御方法が記載されています
ということは、CTRLピンはおそらく電源ON,OFF、ペアリングかな。
ではNCNは何をしてるの?って聞いたら、
NCNピンの制御モードについては、CS5205Eのデータシートに詳細が記載されていますが、一般的には以下のような制御モードが考えられます:
・シャットダウンモード:
NCNピンに特定の電圧を加えることで、ICをシャットダウンモードにすることができます。このモードでは、ICの消費電力を最小限に抑えることができます。・通常動作モード:
NCNピンに別の電圧を加えることで、ICを通常の動作モードに戻すことができます。このモードでは、ICは通常の機能を果たします。・保護モード:
過電流や過熱などの異常が検出された場合、NCNピンを使用してICを保護モードに切り替えることができます。このモードでは、ICの動作が制限され、保護機能が働きます。
とのことで、起動音を制御することはできなさそうです。
ん?シャットダウンモード?これにすれば、音ならないんじゃない????
NCNピンに電源電圧をかけてやればいいのか、も。
また今度やってみます。
お疲れさまでした。